いつもお世話になっております。
2ノードvSANを構成しているクラスタ上の仮想マシン[図1]で、オブジェクト容量の予約をシックプロビジョニング(100%)としている
仮想マシンストレージポリシー[図2/図3]を適用しているにも関わらず、仮想マシンのハードウェア欄ではシンプロビジョニング[図4]と表記されています。
これは表記上はシンとなってしまうものかご教示頂ければ幸いです。
vCenter→クラスタ→監視→vSAN→容量を確認するとシック分は予約済みとなっており、データストア上の該当仮想マシンvmdkファイルを確認すると、
シックプロビジョニング相当サイズのvmdkとなっていることは確認しました。
図1:仮想マシン設定
仮想マシンストレージポリシー→ vSAN Default Storage policy
図2:vSAN Default Storage Policy (可用性)
図3:vSAN Default Storage Policy (詳細なポリシールール)
図4:仮想マシンのハードウェア欄
利用バージョン
ESXi:6.7.0, 15160138
vCenter:6.7.0, 16046713
Yamato さんに紹介いただいた私の過去のブログ記事の通りですが、
ストレージポリシーで設定される「Thick」は Thick 相当の容量を "予約" するもので、実際の VMDK の形式は Thin となりますので、
必要とされることは少ないですが、VMDK そのものを Thick で展開する場合は PowerCLI など API からの操作で作成可能です。
直近、Dell Community でも似た質問がありましたので参照いただけますと幸いです。
投稿有難うございます。
データストアブラウザから見た場合のvmdkのファイルサイズの値はいかがでしょうか?
こちらの記事は、このコミュニティの住人 kawaman 氏によるvSAN関連の記事ですが、記事内でもポリシーに領域予約の有無の違いを図示してくれていて分かりやすいです。
調べたこと 試したこと: vSAN各バージョン毎の設定によるストレージ消費量について比べてみました
ちなみにこちらのビューがデータストアブラウザの図です。(同氏の記事内のものを引用させてもらいました)赤い箇所の値の大きさで、ThinかThickを判定出来ると言えます。
Yamato さんに紹介いただいた私の過去のブログ記事の通りですが、
ストレージポリシーで設定される「Thick」は Thick 相当の容量を "予約" するもので、実際の VMDK の形式は Thin となりますので、
必要とされることは少ないですが、VMDK そのものを Thick で展開する場合は PowerCLI など API からの操作で作成可能です。
直近、Dell Community でも似た質問がありましたので参照いただけますと幸いです。
Yamatoさん
kawamanさん
ご回答ありがとうございます。
データストアブラウザから見た場合のvmdkのファイルサイズはストレージポリシー通り(FTT=1,仮想ディスクサイズ=30GB)となっていることは
確認していました。
>ストレージポリシーで設定される「Thick」は Thick 相当の容量を "予約" するもので、実際の VMDK の形式は Thinとなる
恐らくそうだろうなと思いながら自分で調べても見つけきれなかったところでした。今回はVMDKそのものをThickで展開する必要までは無いため問題ありません。
お二人とも迅速なご回答頂きありがとうございました。