お世話になります。
ESXi6.0上に構築しているゲストOS(WindowsServer2012R2)にて以下の事象が発生いたしました。
・パフォーマンス モニタを監視していると、Memory\Available Mbytes の値に大きな増加、または減少が発生した。
その時間帯のMemoryやProcessカウンタを見ても、使用している物理メモリ量にほとんど変化が見られない。
ESXiのバルーニング機能によって、余裕があるゲストOSの未使用メモリから別ゲストOSへメモリを割り当てされる場合があるかと思うのですが
バルーニングが実行された場合、OS上からAvailable Mbytesの値に変化が見られる場合というのはあるのでしょうか。
また、バルーニングの発生を確認(監視)する箇所や方法をご教示いただけますでしょうか。
■環境について
・EXSi6.0
・vCenter6.0
よろしくお願いいたします。
こんにちは。
もし、具体的な性能の変化や他のゲストとの競合(メモリであればバルーニングやスワップなど)が無いようでしたら、
仮想化に起因しないものかもしれないと思いました。
Windows Serverで利用されているミドルウェアやアプリケーション側でも、性能の変化や、何か通常と違うイベント(新しい業務を乗せた、通常とは違うワークロードがきた とか)がないか確認してみるとヒントを得られるかもしれません。
こんにちは。
VMware Tools がインストールされているWindows のパフォーマンス モニタには、
「\VM ~」といったカウンタが追加されています。
Windows ゲスト OS のパフォーマンス統計の表示
View Performance Statistics for Windows Guest Operating Systems
たとえば、「\VM Memory\Memory Ballooned in MB」カウンタを見ると変化がありませんでしょうか。
また、バルーニングはvCenter/ESXiにVM単位で確認できるカウンタがあります。
Web Client / vSphere Client のパフォーマンス チャートで、
メモリのバルーニングにかかわるカウンタ(vmmemctl~)も確認してみるとよいと思います。
ただ、バルーンについては標準的なvCenterアラームが存在していなかったので、
監視で利用するには何か作りこみをするか、ホストのスワップを見るなど別のカウンタを利用する工夫が必要かもしれません。
以上です。
手元にてごろなWindows VM がなかったので、とりあえずカウンタについての情報だけお伝えさせていただきました。
gowatanagowatanaさん、こんにちは
返信遅れてしまい申し訳ありません。
ゲスト OS や vSphere Client側から
バルーニングについて確認できる項目を
教えていただきありがとうございます。
早速、バルーニングの状況について確認したのですが
過去にAvailable Mbytesカウンタが変化したタイミングにおいても
数値としては0Mbとなっており、バルーニングは行われていないようでした。
OS上のプロセスやバルーニング以外にAvailable Mbytesカウンタに影響をあたえるものって
他にどのようなものがあるか調べなおす必要がありそうですね....
なにか思い当たるものがもしございましたら
お手数ですが、ご教示お願いできますでしょうか。
こんにちは。
もし、具体的な性能の変化や他のゲストとの競合(メモリであればバルーニングやスワップなど)が無いようでしたら、
仮想化に起因しないものかもしれないと思いました。
Windows Serverで利用されているミドルウェアやアプリケーション側でも、性能の変化や、何か通常と違うイベント(新しい業務を乗せた、通常とは違うワークロードがきた とか)がないか確認してみるとヒントを得られるかもしれません。
gowatanaさん、こんにちは。
ご回答ありがとうございます。
対象ゲストOSを乗せているESXiのメモリは60%ほど余力があり
また、とくに乗せているゲストOSのリソース設定についていじってもいないので
おっしゃるとおり、仮想化起因の線は薄そうです...
MemoryやProcessカウンタに乗ってこず
物理メモリを消費するアプリなどないかもう一度あたって見ることにします。