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yi1234
Enthusiast
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IOFILTER Provider の証明書の期限切れについて

IOFILTER Providerの証明書の有効期限が切れてしまったのですが、この状態の影響について教えて頂けますでしょうか?特にvSANの動作で目に見える影響はできていないようです。

また、有効期限が切れたあとは、vSphere clientで以下を実施すればよいのでしょうか?

vCenterを選択>設定>詳細>ストレージプロバイダで、IOFILTER Providerを選択して「証明書の更新」

この対処で業務へ影響することはありませんでしょうか?

バージョンはvSphere 6.7となります。

 

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kawaman
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手元で証明書が切れた環境が用意できないので試せないのと、だいぶ前に似た状態のトラブルシューティングを試した記憶での話となりますが、
ストレージプロバイダの証明書期限が切れた状態だと Online 状態の場合であっても次回起動時にはストレージプロバイダが Offline になったはずです。

証明書が切れて Offline 状態でも既存 VM の稼働は問題なかったと思いますが、新規のオブジェクトの作成等で問題が出ます。
(新規 VM の作成やスナップショットの作成などが出来ない等)

手順的には「証明書の更新」の更新だけで済む場合もありますが、
証明書が切れた状態だと単純な「証明書の更新」では解決しないことも想定されるので
以下の KB にあるような証明書の更新と合わせてプロバイダーの再登録が必要となるかもしれません。

 

サポート契約が有効な場合、General Support が切れているバージョンではあリますが既知情報を元に適切な考慮点が提供されると思いますのでサポートへのエスカレーションもしてみてください。

ご参考まで、、、

yi1234
Enthusiast
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ご回答ありがとうございます。

お客様環境で発生しているのですが、サポート契約も切れてしまっておりまして、サポートへエスカレーションができない状態でして。。。

ストレージプロバイダの画面をいただいたところ、IOFILTER Providerのステータスはオンラインでした。また、「証明書の更新」ボタンがグレーアウトしており利用できないようです。

ご案内いただいたKBを手元の環境で試したところ、事前に更新していたホストの証明書の有効期間で、IOFILTER Providerの有効期限が更新されました。
(ホストの証明書の有効期間の表示はUTCっぽく、IOFILTER Providerの有効期間は+9h(JST)でしたが)

もし現在の状態で悪影響ができるようであれば、このKBを試していただこうと思います。

ちなみに、手元の環境は有効期限は切れていないのですが、証明書の更新ボタンは同様にグレーアウトで利用できませんでした。有効期限切れ前の対処は通常どうするのでしょうか?

 

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kawaman
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Moderator :  いくつか Spam に引っかかってしまっていたメッセージがあったので、おそらく再投稿時に消えてしまった文面を補完しておきました

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yi1234
Enthusiast
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そうだったのですね。エラーも出なかったのでなぜ書き込まれていないのだろうと思っていたところでした。

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kawaman
Leadership
Leadership

いくつか試しながら気付いたのですが、過去の記憶が VVOL の VASA Provider の更新時と vSAN の場合とでごっちゃになっていました。
組み込みの vSAN の IO Provider の証明書更新は UI では行えずグレーアウトしているのが通常でした(6.7/7.0/8.0 で同様)

IOFilter Provider の証明書は ESXi 新規導入時の証明書と同時に作成されているので、
各 ESXi ホストの証明書更新と KB 76633 の対応でカバーできるはずです。
※ ESXi ホストの証明書更新だけでは IOFilter Provider の証明書は更新されません。

ESXi のメジャーバージョンアップなどでも更新されなかったはずなので、もう少し簡単に更新する手順が無いか調べてみます。

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