お世話になっております。
既存環境(ESXi6系)のゲストOSを新環境(ESXi8.0U1)にvMotionします。
vMotion後、対象の仮想OSバージョンとESXi8.0U1にバンドルされているvmware toolsのバージョンがサポートされている場合は
ESXiにバンドルされているvmware-toolsにバージョンアップする予定です。
手順は以下を想定していました。
=====
Windows Server系の手順
1-1:vSphere Web Client上で以下を実施
1-2:ゲストOSがオンラインの状態でスナップショット取得
1-3:cd/dvdドライブをクライアントデバイスに設定
1-4:対象ゲストOSのサマリタブでVMware Toolsのアップグレードをクリック
1-5:対象ゲストOSにログインしてCD/DVDドライブをダブルクリックしてマウント
1-6:VMwaretoolsセットアップウィザードでセットアップの種類を「標準」、インストールを選択
1-7:OS再起動して終了
=====
RHEL系の手順
2-1:vSphere Web Client上で以下を実施
2-2:ゲストOSがオンラインの状態でスナップショット取得
2-3:対象の仮想マシンを右クリックしてゲストOSのVMware Toolsのアップグレードを選択
2-4:自動アップグレードを選択
2-5:内部でアップグレードが完了してOS再起動される
=====
■質問1
上記の手順「1-4」「2-3」の段階で「VMware Toolsのアップグレード」がグレーアウトされ
選択することができませんでした。
いろいろと調査すると、ESXiの設定項目である「UserVars.ProductLockerLocation」が
デフォルト設定から別途構成されている共有ストレージに変更されていました。
→変更後の共有ストレージの格納内容を確認すると過去のVMware Toolsモジュール(ISO)を格納されていたので
VMware Toolsの格納場所として「UserVars.ProductLockerLocation」を変更したと考えています。
「VMware Toolsのアップグレード」がグレーアウトしている原因として
上記の理由は合っていますでしょうか。
■質問2
上記の手順でESXiにバンドルされているvmware-toolsをバージョンアップしたい場合
「UserVars.ProductLockerLocation」をデフォルトに戻したら、可能になりますでしょうか。
また、「UserVars.ProductLockerLocation」を変更後の設定のまま(共有ストレージの場所)で
共有ストレージの場所にESXiバンドル版と同じバージョンのISOをVMware Customer Connectからダウンロードして
格納すれば、可能になりますでしょうか。※「UserVars.ProductLockerLocation」の変更を避けれないかの確認となります。
※共有ストレージには複数のVMwarTools(各仮想マシン用、バージョン違い)がありますので
上記の手順の通り、「右クリックしてゲストOSのVMware Toolsのアップグレードを選択」で
バージョンアップされるのか気にしております。
以上、ご教授の程よろしくお願いします。
運用としては記載いただいた以下のイメージです。
> 最新のToolsを"1ファイルのみ"ProductLockerに設定しているPATHに格納するイメージ
このあたりは先日参照先 KB として挙げた 「既存のホストでの最新バージョンの VMware Tools のインストールとアップグレード (2129825)」の下の方にある説明にて紹介されております。
----
データストア上の VMware Tools リポジトリの更新と構成
これは、VMware Tools リポジトリの場所がデータストア上にあり、上記の「開始する前に」セクションの説明に従って作成および構成されていることを前提としています。
1. VMware Tools リポジトリにコンテンツがある場合は、既存のファイルへの上書きではなく、次のようにして空にすることを推奨します。
# rm -rf /vmfs/volumes/<datastore-name-or-volume-id>/<vmtools-repository-name>/*
2. VMware Tools パッケージを VMware ダウンロードからダウンロードして抽出します。
----
ProductLocker 利用目的については、各 ESXi バージョンごとに異なるローカルの既定バージョンの VMware Tools を参照・インストールするのではなく、環境で共通のものを適用する事で「一箇所のリポジトリを更新すれば全 VM に配布可能になる」というメリットが大きいと思います。
そのため以下のご認識で問題ないかと思います。
> 共通のバージョンを管理しやすくするためなので、複数のTools置き場とは別に
> 共通のバージョン(最新のバージョン)をおいておく考え方になる認識
ProductLocker の指定は ESXi ホスト間で一意のバージョン運用したい場合などに利用できる機能なので、
ローカルに新しいバージョンがあったとしても、ProductLocker の方が優先されます。
そのため、デフォルトの各 ESXi のローカルに指定を戻すか、
今アクセスしている ProductLocker の Tools を新しいものに置き換えるかをすれば Tools のバージョンアップが可能になると思います。
>「UserVars.ProductLockerLocation」を変更後の設定のまま(共有ストレージの場所)で
> 共有ストレージの場所にESXiバンドル版と同じバージョンのISOをVMware Customer Connectからダウンロードして
> 格納すれば、可能になりますでしょうか。※「UserVars.ProductLockerLocation」の変更を避けれないかの確認となります。
既存のパスに置いてあるファイルを別の場所にバックアップして、新規のものをダウンロードして置くことで参照しているホストから共通のバージョンを管理できるので、ProductLocker を既に設定しているのであればこちらの運用が推奨です。
※ 複数バージョンの Tools を ProductLocker にまとめるのではなく、適用予定の最新のものを置いてください。
いくつか関連する KB と公式ドキュメント、公式 Blogs の記事を置いておきます。
今回は 8.0u1 なので対象外かと思いますが、7.0u3 にて productLocker のパスがずれる不具合があり、7.0u3f で修正されていますので当該バージョンに当たる方は以下も参照願います。
お世話になっております。
ご回答ありがとうございます。
>既存のパスに置いてあるファイルを別の場所にバックアップして、
>新規のものをダウンロードして置くことで参照しているホストから共通のバージョンを管理できるので、
>ProductLocker を既に設定しているのであればこちらの運用が推奨です。
>※ 複数バージョンの Tools を ProductLocker にまとめるのではなく、適用予定の最新のものを置いてください。
■1
現状、ProductLockerに設定しているPATHに複数のToolsを格納していますが
それだと、依頼文に記載しているESXiバンドル版のバージョンアップ手順は
実施できないため、他のToolsをバックアップ・退避して、最新のToolsを"1ファイルのみ"
ProductLockerに設定しているPATHに格納するイメージでしょうか。
■2
現状、Toolsの格納場所として、いろいろなToolsが格納されている場所を
ProductLockerに設定していましたが
連携頂いた、URLを確認すると、そもそもProductLockerの目的としては
共通のバージョンを管理しやすくするためなので、複数のTools置き場とは別に
共通のバージョン(最新のバージョン)をおいておく考え方になる認識で良いでしょうか。
仮に、古いToolsをバージョンアップしたい場合はProductLockerに指定している場所ではなく
別の格納場所に保存しているISO等をマウントして個別適用すれば良い。
以上、よろしくお願いします。
運用としては記載いただいた以下のイメージです。
> 最新のToolsを"1ファイルのみ"ProductLockerに設定しているPATHに格納するイメージ
このあたりは先日参照先 KB として挙げた 「既存のホストでの最新バージョンの VMware Tools のインストールとアップグレード (2129825)」の下の方にある説明にて紹介されております。
----
データストア上の VMware Tools リポジトリの更新と構成
これは、VMware Tools リポジトリの場所がデータストア上にあり、上記の「開始する前に」セクションの説明に従って作成および構成されていることを前提としています。
1. VMware Tools リポジトリにコンテンツがある場合は、既存のファイルへの上書きではなく、次のようにして空にすることを推奨します。
# rm -rf /vmfs/volumes/<datastore-name-or-volume-id>/<vmtools-repository-name>/*
2. VMware Tools パッケージを VMware ダウンロードからダウンロードして抽出します。
----
ProductLocker 利用目的については、各 ESXi バージョンごとに異なるローカルの既定バージョンの VMware Tools を参照・インストールするのではなく、環境で共通のものを適用する事で「一箇所のリポジトリを更新すれば全 VM に配布可能になる」というメリットが大きいと思います。
そのため以下のご認識で問題ないかと思います。
> 共通のバージョンを管理しやすくするためなので、複数のTools置き場とは別に
> 共通のバージョン(最新のバージョン)をおいておく考え方になる認識
お世話になっております。
ご回答ありがとうございます。
大変助かりました。
