・vswp
仮想マシンの割り当てメモリ量から予約メモリ量を引いた分です。
仮想マシンのパワーオン時に生成されますので、空き容量が足りないと仮想マシンがパワーオンできなくなります。
・log
デフォルトでは、パワーオン時にローテーションし、6世代保持されます。
なので、明確なサイズは予測できませんが、1GBはかなり余裕があると思います。
明確化されたいのであれば、下記KBに記載の方法で明示的にサイズや世代を指定できます。
http://kb.vmware.com/kb/8182749
・nvram
ほぼ無視できます。
・vmsn
スナップショット用ファイルですので、スナップショットを取得した場合のみ生成されます。
vmxファイルのサイズにわずかな追加分ですが、メモリ内容も含んだスナップショットの場合、割り当てメモリ量分も消費されます。複数世代とれば、倍々ルールです。
なお、スナップショット取得時にはvmsnだけでなく、vmdkの差分ファイルも生成されます。こちらは仮想ディスクの差分の容量なので、通常ありえませんがディスクの内容が全て書き換わると最大でvmdkファイルの容量と同じ容量が消費されます。複数世代だと倍々です。
何世代スナップショットをとるのか、どのくらいの期間保持するのか、ディスク内容の書き換えがどの程度発生するのかを考える必要がありますが、厳密な計算は難しいです。本番環境ではあまりスナップショットを複数世代、長期間にわたって保持するのはお勧めではありません。
・vmss
サスペンド用ファイルですので、サスペンド時のみ生成されます。
割り当てメモリ量分を見積もればほぼ問題なかったと思います。全ての仮想マシンを全てサスペンドするということはないと思いますので、各仮想マシンごとに見積もると過剰かもしれません。
他にも、まれに仮想マシンのダンプファイルがデータストアに生成されることもあります。
あまりギリギリで設計し無いようにするか、vSphere4 ではデータストアの空き容量率で警告をあげる(メールorトラップ)ことができますので、こういった機能を併用して監視する必要があります。
