以下の手順と構成通りに実施していると思っております。
vSANの新たなカタチ “ 2ノードvSAN ” ~ 作り方(その1:構成編) ~ | Dell 日本
しかし、全ての手順完了後に健全性をチェックしてもvSANネットワーク関連とクラッチパーティション関連が不合格になります。
また、監視ノードも追加しているのですが、「監視ノードが見つからない」ようなメッセージも表示されます。
次のアクションプランや解決案などアドバイスを頂けないでしょうか。
宜しくお願いいたします。
こんにちは。
まずは、vSANノードのvmk0から監視ノードのvmk0にpingが通ることを確認するとよいと思います。
そして、vSAN監視ノードのvmkポートにもvSANトラフィックを、
vSANノードから監視ノードに接続するvmkポートにはWitnessを設定する必要があります。
(これはWTS / Witness Traffic Separationと呼ばれる構成です)
vSANの新たなカタチ “ 2ノードvSAN ” ~ 作り方(その2:Witness編) ~ | Dell 日本
<監視ノード>
<vSANノード#1>
<vSANノード#2>
以上です。参考になりますでしょうか。
こんにちは。
vSANネットワーク関連と、監視ノードの問題については、
VMkernel(vmk)ポートの設定内容(vsanとwitnessをどう設定しているか)と、
そのvmkポート同士で実際に他のノードと疎通できるかを確認するとよいと思います。
スクラッチパーティションについては、
ESXiのインストール先が容量が少ないデバイスだったり、
ローカルデータストア(VMFSの)がない構成だったりすると
ログなどを出力するスクラッチパーティションが永続的な領域になっていなくて警告が出たりします。
vSAN 環境での ESXi コアダンプやスクラッチパーティションの保存について
https://kb.vmware.com/s/article/2074026?lang=ja
vSANデータストア上にスクラッチパーティションは作成できないので、
何かしらの方法(ローカルディスク追加やNFSなど)でデータストアを追加して、
スクラッチパーティションを構成変更することになります。
ESXi 4.x/5.x/6.x の永続的スクラッチの場所の作成
https://kb.vmware.com/s/article/1033696?lang=ja
また、検証環境などであれば、vSANの動作に直接関係しないので無視することもできます。
ただしこの場合はESXiを再起動するたびにログファイルはリセットされてしまいます。
以上です。参考になりますでしょうか。
ご回答頂きありがとうございます。
以下の構成となります。
【構成】
<監視ノード>
vmk0 管理用ネットワーク(SW経由) 管理にチェック
vmk1 管理用ネットワーク(SW経由) 管理にチェック
<vSANノード#1>
vmk0 管理用ネットワーク(SW経由) 管理、vMotionにチェック
vmk1 vSAN(直結) vSANにチェック
<vSANノード#2>
vmk0 管理用ネットワーク(SW経由) 管理、vMotionにチェック
vmk1 vSAN(直結) vSANにチェック
お伺いしたいのですが、
監視ノードからvSANノード#1,2のvmk1にpingの健全性チェックは合格することは可能なのでしょうか。
Dellの手順の画像では合格出来るのではないかと思いますが、どのような方式で実現できるかがわかりません。
恐らく、この件が解決すれば2ノードvSANが構成出来るのではないかと考えています。
こんにちは。
まずは、vSANノードのvmk0から監視ノードのvmk0にpingが通ることを確認するとよいと思います。
そして、vSAN監視ノードのvmkポートにもvSANトラフィックを、
vSANノードから監視ノードに接続するvmkポートにはWitnessを設定する必要があります。
(これはWTS / Witness Traffic Separationと呼ばれる構成です)
vSANの新たなカタチ “ 2ノードvSAN ” ~ 作り方(その2:Witness編) ~ | Dell 日本
<監視ノード>
<vSANノード#1>
<vSANノード#2>
以上です。参考になりますでしょうか。
ご回答頂きありがとうございます。
VMkernelのサービスの設定が間違っていたため、明日現地で修正したいと思います。
ご教示頂いた設定を行うと監視ノードのvmk0からvSANのvmk1にはping可能になるのでしょうか。
また、直結するvSANのNICチーミングの方式は何でも良いのでしょうか。
おすすめのNICチーミング方式を教えて頂けると嬉しいです。
何卒宜しくお願いいたします。
こんにちは。
vSANノード間直結の「WTS」構成では、監視ノードのvmk1は利用せず、
監視ノードとvSANノードの間は
監視ホストvmk0(vsanタグ設定)←→ vSANノードvmk0(Witnessタグ設定)
といった通信になります。
そのため、「監視ノードのvmk0からvSANのvmk1のping」は通らなくてよい構成となっています。
vSANネットワークのNICチーミングポリシーはフェイルオーバーにします。
これは、vSANトラフィックのポートが1つ(vmk1)しかなくロードバランスにしても効果がないためです。
vMotionトラフィックと相乗りさせる場合はvSANとvMotionでアクティブになるNICを変えたりしますが、
今回はvMotionはvmk0とする想定のようなので、特殊な設定は不要かなと思います。
ご返信頂きありがとうございます。
>>vSANノード間直結の「WTS」構成では、監視ノードのvmk1は利用せず、
>>監視ノードとvSANノードの間は
>>監視ホストvmk0(vsanタグ設定)←→ vSANノードvmk0(Witnessタグ設定)
>>といった通信になります。
>>そのため、「監視ノードのvmk0からvSANのvmk1のping」は通らなくてよい構成となっています。
⇒承知いたしました。
そうなると、DELLの手順に記載されていた健全性チェックの画像は間違いで、
「監視ノードのvmk0からvSANのvmk1のping」関連は不合格と表示されるのが正しいということでしょうか。
>>vSANネットワークのNICチーミングポリシーはフェイルオーバーにします。
>>これは、vSANトラフィックのポートが1つ(vmk1)しかなくロードバランスにしても効果がないためです。
>>vMotionトラフィックと相乗りさせる場合はvSANとvMotionでアクティブになるNICを変えたりしますが、
>>今回はvMotionはvmk0とする想定のようなので、特殊な設定は不要かなと思います。
⇒承知いたしました。
こちらも設定が間違っているので修正します。
直結の場合は、2本差してもパフォーマンスは2倍にならずに、
冗長構成のために2本差すという理解でよろしいでしょうか。
明日の結果を報告させていただきます。
引き続き宜しくお願いいたします。
無事に2ノードvSANができるようになりました。
<esxcli vsan cluster unicastagent list>
の実行結果の監視ノード部分が「169.XXX.XXX.XX」のように
使用できないIPになっていたのが原因でした。
この度はご対応頂きありがとうございました。
ご参照いただいていたBlogですが、内容をUpdateしました。
https://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpbsd1/sln313038/
色々な気づきを得ることができました。ご意見ありがとうございました。