ThinkPad X1 Carbon Gen9(i7-1185G7) Windows 10 Home 21H1 上で、無償版の VMware Workstation 16 Player 16.2.0 build-18760230 を使用しています。
Windows 11 正規版をインストールするため、.vmx ファイルに managedvm.autoAddVTPM = "software" を追加して、TPM 2,0 をサポートした仮想マシンを作成し、Windows 11 をインストールしました。プロセッサのコア数の問題も解決し、これで OK かなと思ったのですが、新たな問題点が・・・。
「仮想マシン設定の編集」で、使用中の仮想ハードディスクをクリックした場合、以前に作成した仮想マシンでは「削除」ボタンが有効でしたが、今回作成した仮想マシンではボタンがグレーアウトしていて削除出来ません。Pro と Home の各 OS 用にそれぞれ仮想マシンを作成しましたが、どちらも同じ状態です。
VMWare Player を起動した直後には、仮想マシンのアイコンに赤い鍵がかかったマークがついているので、そういう仕様かとも思います。ただ、仮想マシンを選択しただけで、何もしなくてもその鍵マークが消えます。暗号化の関係で、構成から外した段階で、仮想ディスクのファイルが残っていても再利用が難しいという問題はありそうですが、本当に削除したい場合もありそうに思います。こういうものなのでしょうか?
managedvm.autoAddVTPM = "software" を追記後初回起動で様々なオプションが追記され、
簡易的な暗号化が施される様です。
Workstation Pro の場合も vTPM 追加時には仮想マシンの暗号化が必須で、
暗号化すると仮想ディスクの削除はグレーアウトして不可となり、
暗号化を解除するためには vTPM も削除が必要なので、仮想ディスクの再利用は難しそうです。
Workstation Player には以下の画面はありませんが、この辺りの制限が絡み合っている様です。
※ Workstation Pro で仮想マシンの暗号化を施すとパスワードも設定するので、
その仮想マシンを Player 移して起動する際には赤い鍵マーク時にパスワードを入力します。
しかし、managedvm.autoAddVTPM = "software" での設定だとパスワードが設定されず、自動で解除される様です。
ご参考まで
managedvm.autoAddVTPM = "software" を追記後初回起動で様々なオプションが追記され、
簡易的な暗号化が施される様です。
Workstation Pro の場合も vTPM 追加時には仮想マシンの暗号化が必須で、
暗号化すると仮想ディスクの削除はグレーアウトして不可となり、
暗号化を解除するためには vTPM も削除が必要なので、仮想ディスクの再利用は難しそうです。
Workstation Player には以下の画面はありませんが、この辺りの制限が絡み合っている様です。
※ Workstation Pro で仮想マシンの暗号化を施すとパスワードも設定するので、
その仮想マシンを Player 移して起動する際には赤い鍵マーク時にパスワードを入力します。
しかし、managedvm.autoAddVTPM = "software" での設定だとパスワードが設定されず、自動で解除される様です。
ご参考まで
実マシンだと、TPM有りだからと言ってデバイスの暗号化等は強制では無いのですが、現状の VMware では強制みたいな感じなんですね。まぁ、制式に Windows 11 をサポートした訳では無く、むりやりインストールしているので、諦めることにします。制式にサポートされたら、再度仮想マシンを作成し直し、Microsoft アカウントを利用してライセンス移行する方向で検討します。