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hypercloud
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仮想マシンのCPUリソース制限値を0MHzにすると仮想マシンの操作ができなくなる

仮想マシンを作成して、その仮想マシンのCPUリソースのLimitの値を0MHz(Minimum: 0MHzを選択)に設定して

仮想マシンの電源をONにすると、仮想マシンが応答しなくなってしまい、その仮想マシンの(強制)電源操作ができなくなって

しまいました。CPUリソースの値を変更しようとしてもエラーになってしまい操作がいっさいできません。

どうしたらよいでしょうか?

=== ホストのバージョン

ESXi 5.1.0

=== 仮想マシンの操作結果

Reconfigure virtual machine
Status: The operation is not allowed in the current state.

Power Off virtual machine
Status: The attempted operation cannot be performed in the current state (Powered on).

よろしくお願いします。

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gowatana
Leadership
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こんにちは。

ためしに仮想マシンのCPUリソース制限を0MHzにしてみたのですが、

ゲストOSはほとんどハングしたようになり、

仮想マシンの設定変更(CPUリソースを制限なしに戻す等)処理も相当時間がかかるようになりました。

なにか、その仮想マシンで実行中のタスク(開始済みのシャットダウンや、前回の仮想マシンの設定変更でまだ処理中のものなど)があり、

それが他の操作を阻害していたりしませんでしょうか。

※vCenter を使用しているのであれば、Web Client だと気づけなかったものが、vSphere Client で見るとわかりやすく表示されていることがあったりもします。


  • 気長にタスク完了を待つ。
  • なんとかESXiごと再起動して、いったん仮想マシンを停止する。

のような対応が必要かもしれません。

以上です。様子が違ったらすみません・・・

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hypercloud
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私の環境以外でも起こりうる事がわかって、ほっと(?)しました。

検証環境でいろいろ試してみたのですが仮想マシンの電源操作の命令が通る事もあって、

その時は30分くらい待てば電源をOFFにする事ができました。

本番環境では復旧優先でESXiホストの動作している物理サーバの電源をOFFにして

再起動させました。復旧時に自動的に仮想マシンの電源がONになるようにしていたので

その機能を無効にしないと堂々巡りになります。

CPUリソースの制限値を0MHzにすると仮想マシンの操作自体ができなくなるのは仕様

なのかはわかりませんが非常に危険ですね。最低値を0MHzにできないようにしてもらえれば

いいのですが…

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myamamoto
Expert
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こんにちは。

制限値を0MHzにすることは、運用上想定されるような操作では無いため、仕様かどうかはわからないですが動きがおかしくなるのはご体感どおりです。

ご参考までにおしえていただきたいのですが、CPUに制限値をかけるような運用は最近ではあまり推奨されていないので、どのような場合にこのようなことを行うのでしょうか。

ゲスト上のミドルウェアのライセンスでしょうか?

CPUのクロック数でカウントするライセンスを聞いたことが無いのですが、もしあるのでしたらご参考までにおしえていただけると幸いです。

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hypercloud
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誤った操作を行ってしまい、仮想マシンのCPUの制限値が0MHzになってしまったもので、0MHzのリソース制限にする事を意図した運用は行っていません。
vSphere ClientでもMinimum値が0になって選択が可能な状態なので、vSphere Clientの操作を誤った場合でも同様の事象になるはずです。

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myamamoto
Expert
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ご返信ありがとうございます。

まず最初に、フールプルーフまで行き届いていない製品であること、大変申し訳無く思います。

ただこれだけだと製品のエンハンスリクエストに挙げることもできないので、申し訳ございませんがフィードバックはできないので運用でカバーいただけますようよろしくお願いいたします。

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hypercloud
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エンハンスリクエストに必要な情報などがありましたら提供したいと思います。

正式なサポートに問い合わせた方がいいでしょうか?

仕様であればしかたありませんが…

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myamamoto
Expert
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まず、正式なサポート経由でご連絡いただくのが大前提になります。

コミュニティでのディスカッションは、製品サポートへのフィードバック対象にはなりません。

(あくまで私個人の善意のボランティアとしての判断、アクション、としています。)

サポート窓口が正式な回答を行いますのでそのうえで、エンハンス対象な事項(弊社側の製品の非であるかどうか)になるかどうかということになります。

ただし今回のケースでは、運用で回避できる内容であるため対象となる可能性は限りなく低いと思います。(経験則です。)

また、オペレーションミスが発生しない限り発生しない問題であるため、製品側の非では無いという解釈になる可能性が高いため優先度は限りなく低いです。

運用での回避策としては、制限をかける運用をやめる(仮想マシンの編集権限を一般ユーザに与えない。)等が考えられますので、大変申し訳無いのですがそちらで回避するようにしてみてはいかがでしょうか?

CPUの制限を0にする場合ですが、下記KBの手順のように同時にUnlimitedにチェックを入れる運用を徹底していただくという形になると思います。

VMware KB: Troubleshooting a converted virtual machine that experiences poor performance

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gowatana
Leadership
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こんばんは。

一応、補足をしておきますと、

CPUリソースの制限値を0MHzにすると仮想マシンの操作自体ができなくなるのは仕様

なのかはわかりませんが非常に危険ですね。最低値を0MHzにできないようにしてもらえれば

いいのですが…

CPU リソースの割り当てをゼロMHzにした場合も

完全になにもしない「ゼロHz」 までになるものではないようで、

仮想マシンのコンソール画面で何かキーなどを打ってしばらく放置しておいたりすると

わずかに反応することもあります。(といってもほぼフリーズですが)

電源操作の命令が通った後に時間がかかることについては、

ESXiが仮想マシンを操作するためのリソースも

割り当て制限されていて、極端に時間がかかるためではないかと考えられます。

(vCPUからの要求以外にも、若干CPUをつかっているはずなので)


リソースをほとんど割り当てないようにする設定なので、

この状態でゲストOSや仮想マシンの操作ができなくなったりするのは

事実上、仕様のように考えてよいと思っています。

以上です。ご参考まで・・・

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