WAN経由でZoom等のビデオ会議を行うと、リモート拠点の映像だけが乱れるという事象に遭遇しました。
LANでVMwareサーバと接続している端末の画像はリモート拠点でもきれいに表示されるが、WAN経由でVMwareサーバと接続している端末の画像が全く判別できないレベルで乱れました。
原因はWAN回線を介するとUDP通信のパケットで順序逆転が生じていたためですが、VMwareを以下のようにバージョンアップしたら改善され、ビデオ映像がきれいに表示されるようになりました。
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・VMware Horizon:7.0.2 → 8.4.0.2111
・Horizon Client:5.4.3 → 2111
・VDI⇔PC間通信:PCoIP → Blast
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これは、UDP通信(拠点端末からのビデオストリーミング)、具体的にはRTAVの通信エラーに対する処理が向上しているためでしょうか。
Moderator: 日本語による投稿のため、Windows Discussions フォーラムから移動いたしました。
こんにちは。
Horizonバージョンアップでビデオ会議等の遅延が改善することがあるという、
具体的なバージョンも踏まえた貴重な事例情報だと思いました。
ただ、記載された情報の粒度ですと、実際にRTAV(リアルタイム オーディオ ビデオ)機能改善が関係しているかの判断は難しいのではないかなと思いました。
もしかしたら、参考にされた情報元(リリースノートやドキュメント、KBなど)があるようでしたら、
合わせて記載いただくと何か返信が得られるかもしれません。
VMware Horizon 8 2111のRelease NotesのP5に以下の記述がありましたので、そうではないか、と思った次第です。
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Real-Time Audio-Video (RTAV) has been optimized for improved performance in WAN environments.
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よろしくお願いいたします。