サイジング時のスラックスペースと、自動リバランス閾値(Disk毎容量使用率80%)との兼ね合いについて教えてください。
vSAN7U1以降で、Slack Spaceにかかわる計算が変更になっています。
その結果として、OR+HRRの合計が20%を下回るパターンがあります。
ttps://core.vmware.com/resource/vmware-vsan-design-guide#sec6810-sub3
上記URLの Example of New Sizing で 12 ノード以上の場合が該当します。
この場合、サイジング上ではvSANデータストアの容量使用率80%以上をを許容する形となり、実際に80%以上の使用率となった際に自動リバランス閾値を超えてしまい、常にリバランスが発生するような状況になるかと思います。
vSANサイジング観点ではどちらの値を優先して考えるべきなのかについて、なにか情報がありましたら教えていただけないでしょうか。
個々のドライブ使用率 80% を超えた場合の自動リバランス(半強制リバランス)については、最終的に全ドライブでこれ以上の再配置しても効果が無いとなれば停止します。
この後に不要データの削除で領域が空く場合や、ドライブ追加やノード追加で容量が増えればデータのリバランスが再開します
(まずは 80% を超えた使用率のドライブがそれを下回るまで実施、その後自動リバランスが On になっていれば設定した閾値に近づくまでリバランス)。
7.0u1 での改善はサイジングの観点でもより多くの容量を活用できるようになった事もメリットの一つですが、
どちらかというと以前の別質問の回答にも記したのですが UI で明示的に容量予約・アラートを設定する事で、容量を使い切ってしまい VM が停止していまうリスク回避が出来る様になったことが大きいと考えています。
特に Thin Disk で大きくオーバーコミットしすぎた場合は容量予約していても突発的に容量消費が増えるリスクがあるので、サイジングの観点ではギリギリを使い切るサイジングよりも、ある程度の容量増加を想定した余裕を見込むのが良いと考えます。
個々のドライブ使用率 80% を超えた場合の自動リバランス(半強制リバランス)については、最終的に全ドライブでこれ以上の再配置しても効果が無いとなれば停止します。
この後に不要データの削除で領域が空く場合や、ドライブ追加やノード追加で容量が増えればデータのリバランスが再開します
(まずは 80% を超えた使用率のドライブがそれを下回るまで実施、その後自動リバランスが On になっていれば設定した閾値に近づくまでリバランス)。
7.0u1 での改善はサイジングの観点でもより多くの容量を活用できるようになった事もメリットの一つですが、
どちらかというと以前の別質問の回答にも記したのですが UI で明示的に容量予約・アラートを設定する事で、容量を使い切ってしまい VM が停止していまうリスク回避が出来る様になったことが大きいと考えています。
特に Thin Disk で大きくオーバーコミットしすぎた場合は容量予約していても突発的に容量消費が増えるリスクがあるので、サイジングの観点ではギリギリを使い切るサイジングよりも、ある程度の容量増加を想定した余裕を見込むのが良いと考えます。
早速のご回答ありがとうございます。
いただいた過去投稿も拝見させていただきました。
十分に腹落ちできました。ありがとうございました。