Skip navigation
2019

vSAN に RAID5 / RAID6 の 仮想ディスク(VMDK)を配置するには、ノード数の要件があります。

  • RAID5 → 4ノード以上(4つ以上のフォルト ドメイン)
  • RAID6 → 6ノード以上(6つ以上のフォルト ドメイン)

参考: RAID 5 または RAID 6 イレージャ コーディングの使用

 

下記のサイトによると、これは vSAN の RAID の実装によるもので、

RAID5 が 4つ、RAID6 が 6つのコンポーネントとして実装されているためのようです。

 

VSAN ERASURE CODING FAILURE HANDLING

https://cormachogan.com/2018/12/13/vsan-erasure-coding-failure-handling/

 

そこで今回は 6より多いノード数で、

実際に vSAN の RAID5 / RAID6 ポリシーの VM を作成してみました。

 

vSAN 環境。

下記のように、オールフラッシュディスクグループの7ノード構成にしています。

  • vSAN 6.7 U1
  • ESXi 7ノード
  • オール フラッシュ(キャッシュ層 SSD + キャパシティ層 SSD)ディスクグループ
  • ディスクグループは各ノードで 1つずつ(キャッシュ層 x1 + キャパシティ層 x2)
  • フォールト ドメインはデフォルト構成のまま

vsan-raid56-00.png

 

仮想マシン ストレージポリシーの作成。

RAID5 のストレージポリシーを作成します。

今回は「許容される障害の数」だけデフォルト値から変更しています。

vsan-raid56-01.png

 

RAID5 のポリシー名は「vSAN-RAID5-Policy」にしました。

vsan-raid56-02.png

 

RAID6のポリシーも、同様に「vSAN-RAID6-Policy」として作成しました。

vsan-raid56-04.png

 

仮想マシンの作成。(RAID5)

仮想マシンを、「vSAN-RAID5-Policy」で作成しました。

ちなみに、今回は 40GB で Thin プロビジョニングの VMDK を 1つだけ作成しています。

vsan-raid56-05.png

 

RAID5 になっている仮想ディスクの物理配置を確認すると、ノード数が4つより多くても、

コンポーネントは 4つ(4ノード)に分散されています。

vsan-raid56-06.png

 

仮想マシンの作成。(RAID6)

次に、仮想マシンを「vSAN-RAID6-Policy」で作成しました。

vsan-raid56-07.png

 

RAID6 の仮想ディスクの物理配置についても、

ノード数が4つより多くても、コンポーネントは 6つ(6ノード)に分散されています。

vsan-raid56-08.png

 

vSAN の RAID5 / RAID6 は、基本的にはノード数が多いからといって

RAID のストライプ数があわせて増加するわけではないようです。

おそらくは、可用性と性能のバランスをとった設計なのだろうと思います。

 

以上、vSAN の RAID5 / RAID6 の仮想ディスク コンポーネントを見てみる話でした。