vSphere 6.7 / vSAN 6.7 で HTML5 Client から 2 ノード vSAN を構成してみる。

vSphere 6.7 / vSAN 6.7 で HTML5 Client から 2 ノード vSAN を構成してみる。

vSAN 6.7 がリリースされ、とうとう vSAN も vSphere Client(通称 HTML5 Client)で操作可能になりました。

What’s New with VMware vSAN 6.7 - Virtual Blocks

そこで、さっそく HTML5 Client で 2 ノード の vSAN を構成してみました。

事前に下記の準備をしてあります。

vCenter 6.7 の HTML5 Client です。

vsan67-h5-2node-01.png

VMkernel ポートの vSAN Witness トラフィックのタグ(vSAN 監視)が設定されているか、

確認できるようになっています。(設定はまだ esxcli などになるようです)

vsan67-h5-2node-16.png

HTML5 Client での 2ノード vSAN の構成。

クラスタの「設定」→「vSAN」→「サービス」の

「構成」ボタンから vSAN を有効化できるようになっています。

vsan67-h5-2node-02.png

「2 台のホストの vSAN クラスタ」を選択します。

vsan67-h5-2node-03.png

デデュープ(重複排除)および圧縮、暗号化などは有効化せず、そのまま次へ。

vsan67-h5-2node-04.png

キャッシュ層、キャパシティ層のディスクを選択します。

vsan67-h5-2node-05.png

すでに vCenter に登録してある vSAN Witness Appliance を

監視ホストとして選択します。

vsan67-h5-2node-06.png

監視ホストでも、キャッシュ層、キャパシティ層のディスクを選択します。

vsan67-h5-2node-07.png

確認画面で「完了」して、タスクが完了するのを待ちます。

vsan67-h5-2node-08.png

構成した 2ノード vSAN の様子。

サポートされていないハードウェア(Nested ESXi)で構成しているのでエラーや警告が出ていますが・・・

「サマリー」タブに「vSAN の概要」が表示されています。

vsan67-h5-2node-09.png

「健全性」の確認も HTML5 Client でできるようになっています。

ためしに「ストレッチ クラスタ」の様子を見てみました。

vsan67-h5-2node-14.png

「設定」タブのメニューをいくつか見てみます。

vsan67-h5-2node-10.png

ディスクグループの様子です。

vsan67-h5-2node-11.png

フォルト ドメイン が 2つ構成されて、監視ホストが指定されている様子もわかります。

vsan67-h5-2node-12.png

ちゃんと 2 ノード vSAN でも HTML5 Client が利用できそうです。

以上、HTML5 Client から vSAN の  2 ノードクラスタを構成してみる話でした。

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‎04-19-2018 03:56 PM
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