ESXi6.5U無し→ESXi6.5U2適用作業時のESXiバックアップ・リストアの手順について

[take001]

いつもお世話になっております。

以前、問い合わせさせて頂いた件で

追加の質問となります。

https://communities.vmware.com/thread/622369

==環境==============================================

全環境のESXi、vCenterのバージョンが現在、vShere6.5U無し

■A拠点

※HA#1

ESXi#1

　仮想マシン数台

ESXi#2

　仮想マシン数台

※HA#2

ESXi#3

　Windows版のvCenter

　仮想マシン数台

ESXi#4

　仮想マシン数台

ESXi#5

　仮想マシン数台

残り2環境ありますが、A環境のWindows版vCenterが無いパターンとなります

全環境FCスイッチ経由で共有ストレージに接続されています

==================================================

■質問

vShere6.5U無し→vShere6.5U2適用する場合

>適用前の事前バックアップは以下の認識で良いでしょうか。

>ESXi：vim-cmd hostsvc/firmware/backup_configによる構成バックアップ

>→U2適用後、稼働に問題があった場合の戻しを想定しています。

以前の質問でU2適用後に何かあった場合は作業前に実施する

「vim-cmd hostsvc/firmware/backup_config」からリストアしようとしていましたが

以下のURLで「構成情報バックアップはESXiバージョンアップ後のリストアには使用出来ません

あくまで同一バージョンのみのリストアに利用可能です」と記載されておりました。

https://i-think-it.net/esxi-backup-restore-by-vim-cmd/

U2適用後に上手く動かなくなった場合に戻す時はリストアできないのでしょうか。

またできない場合、どのような方法がございますでしょうか。

※基本は以下のロールバックで対応する予定ですが、念のため対応となります。

https://kb.vmware.com/s/article/2042141?lang=ja

以上、よろしくお願いします。

[kawaman · Accepted solution]

ESXi のコンフィグバックアップからの戻しは 戻す先の ESXi のバージョンが同一 Build である必要があります。

リストアするシーンとしては、ESXi の設定変更を間違えてしまい緊急で全て戻したい場合や、

ブート領域が壊れた等した場合に、同一 Build バージョンで ESXi を再インストールした後に設定をリストアする場合などです。

6.5 U2 に更新した後、適用前に戻したい場合は以下手順でロールバックする事が可能です。

アップグレードに失敗した後、前のバージョンの ESXi に戻る (1033604)

ロールバックではなく、ESXi を以前と同一バージョンで再インストールした場合などはコンフィグファイルからリストアする事となります。

[gowatana]

こんにちは。

補足ですが・・・

「vim-cmd hostsvc/firmware/backup_config」でリストアする場合にはBuildを合わせるため、ESXiの再インストールをすることになるはずです。

そのため、このバックアップのリストアを想定する場合には、ESXiのインストールメディア（ISOファイルなど）も合わせて保管が必要になります。

（サーバベンダごとのカスタムISOイメージなどを利用する場合など、あとから探して再入手するのが大変なこともあるので）

[take001]

kawamanさん

ご回答有難うございます。

リストアするシーンが違うのですね。

6.5U無し→6.5U2ESXi適用後の不具合で

ロールバックすら出来ない場合が可能性として有り得るのか不明のため

コンフィグも念のため取得する想定でいるのですが、そもそもロールバックすら出来ない状況というのは

あるものでしょうか。

[take001]

gowatanaさん

ご回答有難うございます。

確かに、ビルド番号「4564106」ESXi 6.5 GAのHPカスタムISOイメージが

今、MyVMwareで見ると無いですね。

古いバージョンはダウンロード出来ない感じでしょうか。

以上、よろしくお願いします。

[kawaman]

ESXi は内部に現在のバージョンと1つ前のバージョンの二つの Bootbank パーティション領域を持つので、

ロールバックすらできない = Bootbank が壊れた時などが想定されますのでその場合はどちらにしろ再インストールとなるかと思います。

バックアップはどんな作業の際にも取っておくに越した事はないと考えます。

[kawaman]

パッケージに含まれるドライバなどに重大な不具合が見つかった場合などで公開が中止されるバージョンもあります。

どうしても必要となる場合は HPE のサポートに連絡して入手可能かを確認するのが良いかと思います。

[take001]

kawamanさん

ご回答有難うございます。

コンフィグバックアップの必要性について

承知しました。

作業に含めるように致します。

以上、よろしくお願いします。

[take001]

kawamanさん

ご回答有難うございます。

サーバベンダごとのカスタムISOイメージが非公開になる件についても

承知しました。

検証でお客様環境とbuild番号を合わせたいときはHPEのサポートに連絡する必要が

あるという事ですね。

以上、よろしくお願いします。