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take001
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vShere6.5→vShere6.5U2適用方法について

お世話になっております。

お手数ですが標記の件、質問させて下さい。

==環境==============================================

全環境のESXi、vCenterのバージョンが現在、vShere6.5U無し

■A拠点

※HA#1

ESXi#1

仮想マシン数台

ESXi#2

仮想マシン数台

※HA#2

ESXi#3

  VCSA

  仮想マシン数台

ESXi#4

仮想マシン数台

ESXi#5

仮想マシン数台

残り2環境ありますが、A環境のVCSAが無いパターンとなります

全環境FCスイッチ経由で共有ストレージに接続されています

==================================================

質問1

vShere6.5-vShere6.5U2適用する場合

適用前の事前バックアップは以下の認識で良いでしょうか。

 VCSA:オンラインスナップショット

 ESXi:vim-cmd hostsvc/firmware/backup_configによる構成バックアップ

→U2適用後、稼働に問題があった場合の戻しを想定しています。

質問2

作業の大枠は以下の流れで合っていますでしょうか。

 構成のバックアップ

 vCenter Serverのアップグレード

 vCenter Serverの再起動

 vMotionで仮想マシンを退避

 メンテナンスモード

 ESXiアップデート

 ESXi再起動

 メンテナンスモード戻し

 vMotionで仮想マシン退避

 メンテナンスモード

 ESXiアップデート

 ESXi再起動

 メンテナンスモード戻し

 vMotionで仮想マシンを元の配置に戻す

残りの環境(vcenterが無い環境)も同様に実施する(vcenterの作業は無し)

質問3

気になる点として

・質問2でHA環境から外す必要は無いでしょうか。

・ESXiはSANスイッチ経由での接続になっていますが特に考慮は不要でしょうか。

その他、懸念点・考慮点があればご教授頂けますでしょうか。

以上、よろしくお願いします。

1 Solution

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take001
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kawamanさん

いろいろとサポート頂き有難うございます。

大変助かりました。

頂いた内容を情報をもとに対応させて頂きます。

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kawaman
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▼ 回答1 :

vCenter 6.5 のバックアップであれば、スナップショットと合わせて、ファイルベースでのバックアップも取得しておく事を推奨します。

いざとなれば新規の vCSA をデプロイしなしてバックアップファイルからの戻しも可能です。

vCenter Server Appliance のファイルベースのバックアップとリストア

ESXi のコンフィグバックアップもご認識の通り、KB<ESXi ホストの構成のバックアップ方法 (2042141)> の手順で実施します。

※ ESXi はブート領域に直近の2つのバージョンを持つので、再インストール + コンフィグ戻し をしなくてもロークバックする事もできます<アップグレードに失敗した後、前のバージョンの ESXi に戻る (1033604)>のでバックアップと合わせておさえておいてください。

▼ 回答2

問題はないかと思います。

諸々の作業確認点などは以下のドキュメントも参照ください。

vSphere のアップグレードの概要

vCSA に組み込まれた Update Manager 等を利用すれば、メンテナンスモード・パッチ適用などを自動化する事もできます( DRS 有効であれば VM の移行も自動化可能) 。

▼ 回答3

HAから外す = クラスタからホストを外す、の意味であれば不要です。

FC SAN については <vSphere のアップグレードの概要​> に不穏な記載で「ホストに SAN が接続されている場合は、アップグレードを続行する前にファイバ チャネル システムを外してください。BIOS では HBA カードを無効にしないでください。」とありますが、

正しく仮想マシンを退避してメンテナンスモードに入っていればデータストアに不要な IO は発生しないので今のバージョンではこの辺りは実施する必要ありません。

たまに英語版Forumでも質問があります vSphere 6.0 U2 Update with FC SAN

その他、

サーバーハードウェアメーカーが提供しているカスタム ISO イメージで導入している場合は、同じくカスタムのバージョンアップ用の ZIP もメーカーが用意していると思います。

アップデート作業を vSphere Update Manager で行う場合含めて、カスタム ISO・ZIP を利用してアップデートする事で簡単・確実に作業もできます。

ご参考まで、、、

take001
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kawamanさん

ご回答頂き有難うございます。

申し訳ありませんが、ご回答頂いた内容で追加で確認させて下さい。

>▼ 回答1 :

>

>vCenter 6.5 のバックアップであれば、スナップショットと合わせて、ファイルベースでのバックアップも取得しておく事を推奨します。

>いざとなれば新規の vCSA をデプロイしなしてバックアップファイルからの戻しも可能です。

ファイルベースでのバックアップも取得しておく事を推奨との事ですが

意図としては共有ストレージに格納されているVCSAのファイルが破損した際、新規でデプロイ出来るためでしょうか。

>▼ 回答3の「ホストに SAN が接続されている場合は、アップグレードを続行する前にファイバ チャネル システムを外してください。BIOS では HBA カードを無効にしないでください。」について

英語版Forumの中で以下の回答があります。

SAN disconnect is only recommended when you are using scripted or manual installation or boot from SAN, to make sure accidentally any other Prod LUN don't get selected during installation.

as long as you are using update manager for upgrade, you are good.

今回、UPMでは無くデータストアにパッチを保存して、「esxcli software vib update -d」でパッチ適用する想定です。

この作業想定でも「ファイバ チャネル システムを外してください。BIOS では HBA カードを無効にしないでください。」は不要の認識で良いでしょうか。

以上、よろしくお願いします。

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kawaman
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▼ vCSA のファイルベースのバックアップについて

必須ではありませんが、作業に際しては複数の手法でバックアップを取得しておく事で予期せぬ問題の時の備えになりますので推奨しています。

▼ SAN のオフラインについて

こちらも先のスレにある様に必須ではなく、私の経験上、恐らく一般的には皆さん実施していないと思います。

メンテナンスモードにしてさらに LUN を一時的に外す場合はスレの参照先にある William さんの Blog の手順が参考になります。

https://www.virtuallyghetto.com/2012/04/disable-lun-during-esxi-installation.html

また、パッチの適用に際しては esxcli software vib update ではなく、

esxcli software profile update を利用して適用するのが推奨です。

ESXi 5.5 アップデートが失敗する原因について

ESXi 5.1 コマンドラインによるパッチ適用 - Japan Cloud Infrastructure Blog - VMware Blogs

イメージ プロファイルによるホストのアップグレードまたはアップデート

上記の Blog やドキュメントが参考になるかと思いますのでご参照ください。

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take001
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kawamanさん

ご回答頂き有難うございます。

追加の質問となり申し訳ないのですが

■質問1

今回、U2適用対象であるvCenterはVCSAとなります。

VCSAが導入されているESXiもU2適用対象ですが、作業手順としては以下のURLにある通り

先にVCSAをU2適用してからESXiを適用する認識で大丈夫でしょうか。

※URLにある仮想アプライアンスのアップグレードがVCSAに該当しないかを気にしています。

vSphere のアップグレード プロセスの概要

■質問2

ESXi、VCSAのU2適用に際して、現在運用している機器情報を調査する予定です。

以下の観点で調査する予定ですが、その他追加で確認すべき項目はありますでしょうか。

・以下を参考にvMotionで退避した際に、キャパシティ上、問題が無いか確認

あとどのくらい仮想マシンを載せられるか(リソースの残量を知る)〜 VMware vCenter Operations Manager活用法(第1回) - Japan Cloud Infrastruct...

・ESXiのU2になった時にHW(DL380 Gen9)がサポートされているかを以下のURLで確認

VMware Compatibility Guide - System Search

・ESXiとvCenterの組み合わせがサポートされているか確認

VMware Product Interoperability Matrices

以上、よろしくお願いします。

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nkaneda
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■質問1

今回、U2適用対象であるvCenterはVCSAとなります。

VCSAが導入されているESXiもU2適用対象ですが、作業手順としては以下のURLにある通り

先にVCSAをU2適用してからESXiを適用する認識で大丈夫でしょうか。

※URLにある仮想アプライアンスのアップグレードがVCSAに該当しないかを気にしています。

vSphere 6.5のUpgrade順序に関するKBとして以下があります。

https://kb.vmware.com/s/article/2147289

結論として、vCSAを先にUpgradeするので正しいです。(※現状でVCSAとESXiの相互運用性がある前提)

ちなみにですが、VCSAのバックアップ&リストアを考慮される場合、VDSしかない環境においては、VCSA/PSCが所属するdvportgroup と同じVLAN&サブネットに接続されるEphemeralポートを作成しておくことがおすすめです。(※VCSAがない状態では、vDSのPGに仮想マシンをアサインできないため)

■質問2

ESXi、VCSAのU2適用に際して、現在運用している機器情報を調査する予定です。

以下の観点で調査する予定ですが、その他追加で確認すべき項目はありますでしょうか。

・以下を参考にvMotionで退避した際に、キャパシティ上、問題が無いか確認

あとどのくらい仮想マシンを載せられるか(リソースの残量を知る)〜 VMware vCenter Operations Manager活用法(第1回) - Japan Cloud Infrastruct...

・ESXiのU2になった時にHW(DL380 Gen9)がサポートされているかを以下のURLで確認

VMware Compatibility Guide - System Search

・ESXiとvCenterの組み合わせがサポートされているか確認

VMware Product Interoperability Matrices

こちらについてはそれくらいかなぁ、という気がしますね。

vSphereと連携するソリューション(NSXやVDP、もしくはサードパーティのバックアップソリューションなど)がある場合は、別途Upgrade後のvSphereとの互換性を確認する必要がありますね。

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kawaman
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▼ 回答1

アップグレードの順番としてはご認識の通り、基本は親となる vCenter (vCSA) をバージョンアップ後に、子となる ESXi をバージョンアップするのが通常です。

※ 確認いただいている VMware Product Interoperability Matrices  にある様に、vCSA をバージョンアップしなくても ESXi の次のバージョンがサポートされる場合は ESXi のみパッチを適用する事もあります。

参照先のページにある、「仮想マシン・仮想アプライアンスのアップグレード」は仮想マシンハードウェアバージョンや VMware Tools のアップグレードを意味します。

▼ 回答2

事前調査については、記載いただいた片寄時のリソースが満たせるか、ハードウェアのコンパチが満たしているか、

クラスタを構成するコンポーネント間のコンパチが満たせているかの3点と合わせて、

もう一点確認する点として、サーバーメーカー側の BIOS・Firmwear のサポート情報も併せて確認した方が良いです。

バージョンアップ時に利用するバイナリを今回は DL380Gen8 用になると思いますので、

HPE と VMware がリリースしているパッケージをあらかじめ入手して、Dry Run でドライバなど各パッケージの前後バージョンを確認しておくのも有効かと思います。

後、ESXi 自体のエラーやアラート、空き容量なども確認して必要であれば事前に解決しておくのが良いかと思います。

長期稼働し続けている環境の場合、作業前(1週間前など)に順々に VM を退避させて ESXi を再起動をしておけば、当日の作業時間の確認にもなりますし、

再起動する事でキャッシュなどもクリアされて、潜んでいるかも知れない不具合を知ることもできるので安定したバージョンアップの本番に臨むことが出来ます。

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take001
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nkanedaさん

ご連絡有難うございます。

>vSphereと連携するソリューション(NSXやVDP、もしくはサードパーティのバックアップソリューションなど)がある場合は、別途Upgrade後のvSphereとの互換性を確認する必要がありますね。

こちらについては以下のURLでvcenterとVDP等、ESXiとVDP等でサポート確認する認識で合っていますでしょうか。

https://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php#interop&2=&1=

以上、よろしくお願いします。

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take001
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kawamanさん

ご連絡有難うございます。

>もう一点確認する点として、サーバーメーカー側の BIOS・Firmwear のサポート情報も併せて確認した方が良いです。

今回HPとなりますが、Webで確認する限りVMware社のようなコンパチサイトは見つかりませんでした。

こちらは電話サポートで確認するのでしょうか。

>バージョンアップ時に利用するバイナリを今回は DL380Gen8 用になると思いますので、

>HPE と VMware がリリースしているパッケージをあらかじめ入手して、Dry Run でドライバなど各パッケージの前後バージョンを確認しておくのも有効かと思います。

こちらは事前にHPE、VMwareのパッケージ情報を確認して適用後の差分をあらかじめ想定する意図で合っていますでしょうか。

実際にダウンロードするのはMyVMwareサイトのESXi、vCenterのU2版(HPカスタム版)の認識

以上、よろしくお願いします。

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kawaman
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take001 さん

 

申し訳ございません、本フォーラムはあくまで VMware プロダクトに関して有志で情報共有しているため、

利用するハードウェアメーカー側での互換性など正式なサポート情報はお答えし難いため、

お手数ですが各ハードウェアメーカーのサポートサイト、窓口での情報をご確認いただければと思います。

 

ただ、経験上 HPE のサポートサイトではサーバーモデルを選択し、プラットフォーム > バージョン > 対象コンポーネント 、と順に絞り込む事が可能ですので、

その先の各コンポーネントのバージョンについては、リリースノートや Read Me で確認する事が可能です。

 

※以下は試しに DL380 Gen8 で vSphere 6.5 などで絞り込んでみた一例です。

https://support.hpe.com/hpesc/public/km/product/5194969/HPE-ProLiant-DL380p-Gen8-Server?ismnp=0&l5oi...

 

 

>バージョンアップ時に利用するバイナリを今回は DL380Gen8 用になると思いますので、

>HPE と VMware がリリースしているパッケージをあらかじめ入手して、Dry Run でドライバなど各パッケージの前後バージョンを確認しておくのも有効かと思います。

こちらは事前にHPE、VMwareのパッケージ情報を確認して適用後の差分をあらかじめ想定する意図で合っていますでしょうか。

実際にダウンロードするのはMyVMwareサイトのESXi、vCenterのU2版(HPカスタム版)の認識

上記の意図は、これから適用するアップデート用のパッケージによって更新される・置き換わるパッケージがどれであるか、

事前に確認する事が出来ますので、

適用するパッケージの中に意図しないものが含まれていないか、差分を調べる事が出来るので、事前確認する事で万が一のリスクを回避する事が可能です。

esxcli インストールまたはアップグレードのドライ ランの実行

 

ご参考まで。

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take001
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kawamanさん

いろいろとサポート頂き有難うございます。

大変助かりました。

頂いた内容を情報をもとに対応させて頂きます。

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gowatana
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参考情報として: このディスカッションは下記に関連質問があります。

ESXi6.5U無し→ESXi6.5U2適用作業時のESXiバックアップ・リストアの手順について

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