VMware Global Community
ukky7272
Enthusiast
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全体的に重い場合の調査方法について

ESXi内に7台の仮想マシンが稼働しています。

全てWindows7Pro64bitで、ブラウジングや表計算程度の作業をするのみです。

ホスト、ゲストの詳細なスペックは一旦割愛させて頂きますが、

3年程常時稼働している中で全てのゲストのパフォーマンスは体感的には特に不満はないという状態です。

ただ最近、ゲストPC使用者から処理が重いと報告があり、その時は全ゲストPCが重い状態です。

(ブラウザでページ表示に時間がかかるとか、ファイルをダブルクリックして起動まで時間がかかるとか。)

例えば朝10時とかに発生して1時間ほど経つと何事もなかったように回復します。そういうのがたまに起こります。

そんな時、ESXiに問題があるのか、特定のゲストPC内でディスクスキャンやウイルススキャン等重い処理が走っていて全体に影響が出ているのか、原因を調査する場合、どのように行ったら良いのでしょうか?

素人な質問だったら申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

参考になるサイトのご紹介でも助かります。

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gowatana
Leadership
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こんにちは。

基本的には、vCenter のパフォーマンスチャートや、ゲストOSでのパフォーマンスモニタ などで疑わしいカウンタが上がって(下がって)いないか確認することなると思います。

環境がわかるとより具体的なヒントが得られるかもしれません。たとえば下記のような・・・

  • ホストや VM の全体的な台数やスペック
  • なにか仮想デスクトップ環境の製品を利用しているか(たとえば Horizon View のようなもの)
  • なにか性能のモニタリングで使用しているツールがあったりしますでしょうか。
    たとえば、VMware vRealize Operations Manager であったり、オープンソースの何かであったり。
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ukky7272
Enthusiast
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返信ありがとうございます!

ゲストOSのパフォーマンスモニタとはゲストOS内のタスクマネージャから開くリソースモニタとは違いますよね?(念のため)

vSphere Clientにて、ホスト、各ゲストのパフォーマンスタブにてグラフを見たら確かに重いときには上昇していましたが、

結局原因の特定には至りませんでした。具体的な見方を教えていただけると嬉しいです。

ちなみにホストのパフォーマンスチャートの判例には、

オブジェクト名がlocalhost.localdomainが2つ、0、1、2、3、4、5、6、7の8つ、

合計10個のオブジェクトが折れ線グラフになっていますが読み方がわかりません。

見たら一目瞭然の箇所があるならキャプチャを載せるとかします。何とか習得したいです。

> ホストや VM の全体的な台数やスペック

ホスト(ESXi)1台の中に7台の仮想マシンを置いています。

ホストはXeon E3-1230 V2@3.30GHz とあります。

> なにか仮想デスクトップ環境の製品を利用しているか(たとえば Horizon View のようなもの)

> なにか性能のモニタリングで使用しているツールがあったりしますでしょうか。

> たとえば、VMware vRealize Operations Manager であったり、オープンソースの何かであったり。

何も使用していません全く素の状態です。

具体的に言うと、サーバマシンにESXiをインストール、別PC(Win7 Pro64bit)にvSphere Clientを入れてESXiにアクセスし、

仮想マシンを作成したのみです。有償ソフトの購入はしていません。

VMWare関連を10年以上扱っていますが、我流なので素人かもしれません。

知っておくべきツールや情報があったらご指南いただけると幸いです。

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gowatana
Leadership
Leadership

こんにちは。


vSphere Clientのパフォーマンスチャートは、デフォルトだとCPUのチャートが表示されます。

「0、1、2、3、4、5、6、7の8つ」というのは、CPUの論理コアごとに使用率が表示されているためです。

ご利用のサーバ/ワークステーションが搭載しているCPU(Xeon E3-1230 V2)は 、

8つの論理コア(4コアがHyper-Threadingにより8スレッドになっている)を持つので、0~7が表示されています。

製品の仕様情報 - Intel® Xeon® Processor E3-1230 v2 (8M Cache, 3.30 GHz)

「localhost.localdomainが2つ」とあるのは、ESXi全体でのCPU使用状況を「パーセント」と「MHz」の2つの単位で表示しています。

ちなみにデフォルト値から変更されていないため「localhost.localdomain」となっていますが、ここにはESXiのホスト名が表示されています。


この画面はCPU以外の性能情報を表示することが可能で、画面上部のほうにある「チャート オプション」からメモリ、ディスク、ネットワークなどのカウンタを選択することができるので、まずはここでカウンタを色々とみてみることをお勧めします。

下記はvCenterのパフォーマンスチャートの説明ですが、ESXi単体でも(vCenterがない環境だとしても)参考になると思います。

http://pubs.vmware.com/vsphere-60/topic/com.vmware.vsphere.monitoring.doc/GUID-C8279E94-633F-4802-B0...

ESXi(vCenterではなく)のパフォーマンスチャートが短期間しか残らないので、

まずは「ゲストが重い」と言われたタイミングの状態をスクリーンショットなどで残して傾向を観察するとよいかもしれません。

ちなみに

「パフォーマンスモニタ」は Windows が標準的にもつ機能で、タスクマネージャやリソースモニタよりも詳細なカウンタを確認することができます。

スタートメニューなどから、「パフォーマンスモニター」もしくは 「perfmon.msc」 を実行すると表示されます。

以上です。ご参考まで。

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