IPマルチキャストについてはのTechnical Paperがリリースされた。
Using IP Multicast with VMware ESX 3.5
http://www.vmware.com/resources/techresources/1082
骨子をまとめてしまうと以下の3つ。
- ESX3.5 Update2以降では、VMotionやNICチーミングのフェールオーバが発生してもマルチキャストの受信がすぐに再開される (ユニキャストのSwitch Nortificationに相当する機能として、IGMP Membership Fake Queryが実装されている)
- デフォルトではIGMP v3のQueryを投げるが、IGMP v2で動作しているゲストOSはこれに対してIGMP Reportを応答しない。v3で動作しているゲストOSはv2のQueryにも応答するため、ゲストOSでv2を使っているものが存在している場合やバージョンが不明な場合は、ESXの詳細設定(Advanced Settings)で、Net.IGMPVersionを2とするのが安全。
- ESX3.5 Update1以前のリリースでは、マルチキャストルータのIGMP Queryの間隔(多くはデフォルト60秒)を小さく設定することで、VMotion時等のマルチキャスト受信の中断時間を小さくすることができる。
なお、NICチーミングの負荷分散アルゴリズムでIPハッシュを使用している場合には、バージョンや構成によらずNICフェールオーバ時のマルチキャスト受信の中断はおきない。